13)「モデル化」の目的とその活用方法

論点整理

  • さて、これまで各種の人生観をモデル化してきたが、その目的はあくまでも論点整理の為の例示である。
  • もちろんどの人生モデルにしても、選択は個人の自由であるし、ここではそのいずれに対しても、否定も肯定も排除も推奨もする意図はない。
    単に説明の対象としてそれぞれ記述したまでのことである。

 

自己発展のきっかけ

  • もちろんここでの例示がこれで十分だというつもりもない。
    また、モデルの立て方にも、モデルという考え方自体にも異論のある方もいらっしゃることだろう。
  • そのような場合は、ここでの記述内容を起点に、是非それぞれの方がご自身で発展させていただきたいと思う。
  • その人が確信を以って一番納得できる人生観が「本人にとって最善の人生モデル」なのだ。
    そしてその確信に至ることが、うつからの回復に繋がると思うからだ。

 

自己認識の整理

  • いずれにせよ「何のために生きているのか」と自問自答する際には、その設問に対する自己認識が必要だ。
    即ち、自分が今「どこを起点として」「どの方向を目指して」「何の問題の解析をしようとしているのか」という事前認識である。
    ここで書いた内容が、その自己認識の整理にお役立てできれば幸いである。